WEB制作を受けた側はお客様や制作側での共通認識の元、サイト作りをしないと後期がのびたり思わぬトラブルを巻き起こします。
・最後の最後で、デザインがひっくり返る。
・クライアントの意見を鵜呑みにしてしまう。
・思考せずにそのままデザイナーさんへ発注する。
このような事がなぜ起こるのかはお客様との認識の齟齬が生まれるからです。
こういったことは実は大手の会社でも起こっています。
クリエイティブ・ブリーフを作りクライアントも含め共有しトラブルを回避しましょう。
クリエイティブ・ブリーフとは?
クリエイティブブリーフとはクリエイティブ開発の前に整理すべき事を書面化することと言われています。
これは企画の段階でお客様と共通の認識を持つため、一つのモノを制作する上でとても大切なモノです。
クリエイティブブリーフがいくつか提供されていたのでリスト化してみました
クリエイティブブリーフリスト
■サイト:DAICHIFIVE blog
→本サイトからダウンロード(pdf)
→ミラー(pdf)
主な項目
- プロジェクト名
- クライアント名
- 現在の状況(現在の立ち位置、抱えている問題とその背景)
- 商品サービス(提供している商品やサービス、選ばれる理由)
- ゴール(プロジェクトのゴール、達成すべき目標)
- 制約(あらかじめ決まられている、守らねばならないこと)
- 現状・社会(業界全体や社会の流れ、競合他社などの外的要因)
- ターゲット(獲得すべきターゲット)
- 結果(どのような結果を出せば、ゴールを達成できるか)
■サイト:Web力向上ポータル、納得発注道しるべ(サンプル)
→本サイトからダウンロード(pdf)
→ミラー(pdf)
主な項目
- サイト構築の動機・背景
- サイト構築の目的
- ターゲットユーザ
- ターゲットが感じている本音
- 公開後、ターゲットに期待する結果
- サイトが訴える最も大切な提案(コンセプト)
- トーン&マナー(サイトの雰囲気)
- 競合・競合に対する優位性
■サイト:株式会社ユアシスト
→本サイトからダウンロード(xls)
→ミラー(pdf)
主な項目
- 記入日
- 記入者
- 会社名
- 電話番号
- サイト名
- URL
- プロジェクト名
- 概要
- 貴社 決済責任者
- 貴社 制作進行管理
- 当社 プロデューサー
- 当社 ディレクター
- コンセプト
- 目的
- 対象者
- 対象者視点の価値想定
- 現状分析
- 競合、環境状況
- インターフェース検討
- 制約条件
- 制作区分
- デザインについて
- サイトカラー
- 制作区分
- メインフォント
- 参考サイト
- 競合サイト
クリエイティブブリーフの総合分析
ブランドロジスティクス社のサイトに各社のブリーフの構成を分析したシート有ります。
ひな形がありますのでここを見ながら作成をすると、自分に有ったクリエイティブブリーフの作成ができるかと思います。
クリエイティブブリーフのひな形
http://www.brand-ing.jp/books/cb.html
主な項目
- 基本情報
- 現在の立ち位置
- あるべき立ち位置
- 制約条件
- 社会の相
- ヒトの相
- 出会いの相
- モノの相
→本サイトからダウンロード
→ミラー(pdf)
是非活用してみてください。